ホクロ
ホクロ
こんなお悩み・症状はありませんか?
- 体に黒いできものがある
- 隆起したかさぶたのようなものがある
このような症状やお悩みがある方は当院にご相談ください。
ホクロとは?
ホクロとは、成長過程において色素細胞になりきれなかった母斑細胞(ぼはんはんさいぼう)という細胞が増殖することで生じる、良性の皮膚の腫瘍の一種です。医学的には、母斑細胞母斑あるいは色素細胞母斑と呼ばれます。
見た目だけでは、ホクロと皮膚がんの区別はつきにくいことが多いため、大きめのホクロの場合は皮膚科を受診して診断を受けることが重要です。良性であれば治療は必要ありませんが、取り除く場合は手術や炭酸ガスレーザーによって除去します。
ホクロの症状
ホクロには、平坦なものや盛り上がったもの、真っ黒なものや肌色に近いものまでさまざまな種類があります。
生まれつきでないホクロの場合、通常6〜7mm程度までの大きさであることが多いです。一方、生まれつきできているホクロ(先天性色素細胞母斑)は、時に20cm以上の大きさとなる場合があります。生じる部位は、顔、首、腕や体が比較的多いです。そのほかにも、特殊なホクロとして“サットン母斑”や“青色母斑”と呼ばれるものがあります。爪の根元にできたホクロの場合、爪に黒い縦線が入っているようにみえます。
ホクロの原因
ホクロは、成長過程において色素細胞になりきれなかった母斑細胞という細胞が、増殖することで生じます。生まれたときにすでに生じているものもあれば、成長する途中で新たにできてくるものもあります。
ホクロの治療法
ホクロが小さければ特に治療はしなくても大丈夫ですが、大きいものや悪性を疑うようなものは手術による切除が必要になってきます。大きいホクロなど、整容面で気になるようなものについても治療対象となります。基本的に腫瘍の形に沿って切除しますが、悪性腫瘍を疑った場合は少し大きく切除することもあります。また、部位や大きさによっては2回以上の手術に分けて分割切除することもあります。