擦り傷
擦り傷
こんなお悩み・症状はありませんか?
- 転んでひざを擦りむいた
- 傷口に石ころやゴミなどが入った
- じゅくじゅくして痛い
- ヒリヒリと痛い
- 出血している
このような症状やお悩みがある方は当院にご相談ください。
擦り傷とは?
擦り傷(擦過傷:さっかしょう)とは、皮膚の浅い部分が擦りむけてできた子供から大人まで日常生活で最もよく経験する傷のことを指します。転倒して膝を擦りむく、壁などに肘を擦るといった状況で生じます。 一般的には治りのよい怪我ですが、処置や傷口の汚染状況によっては、感染症を発症することもあります。
擦り傷の症状
怪我をした部位にひりひりとした痛みが生じ、皮膚がめくれて出血します。状況によっては、石や砂利、ゴミなどが傷口に入り込むこともあります。
傷口の処置が適切でない場合には、皮膚に感染症が生じることもあります。感染症が生じると痛みが増強し、赤く腫れることがあります。
擦り傷の原因
擦り傷(擦過傷)は、転倒や軽い衝撃、スポーツなどでの接触、壁に膝をこすりつけるなど、皮膚の浅い層が擦りむけてしまうことで生じます。
擦り傷の治療法
受傷後、速やかに水道水で傷口を洗い流します。傷口に異物が入り込んでいる場合には綿棒などを用いて異物を完全に取り除きます。
傷の範囲が広い場合や異物の処置が難しい場合には、医療機関を受診して処置を受けることが勧められます。傷口の処置が終了した後には、傷口が乾かないように、ラップやフィルムドレッシングなどを用いることがあります。また、傷口が土や泥で汚れていた場合には、傷の処置のあとで破傷風を予防するために破傷風トキソイドの予防接種をすることがあります。